彫刻の森美術館・・たまには芸術・美術もいいものです
芸術、美術に少し触れる、見るだけで、心は少し余裕をもてるものです。
美術館なんていっても面白くない・・・という人がいますが、いってみると色々な発見があり、意外とのめり込んだりします。
彫刻の森美術館は知名度の高い美術館ですが、この美術館、実は国内最初の野外美術館として誕生したもので、屋内にはない自然との調和を感じることのできる美術館です。
その広さはおよそ7万㎡、広大な敷地内の至るところに作品が点在し、空、緑とのコラボレーションを楽しむことができます。
広大な敷地の中を歩いて作品を見て回るので、ただ室内の美術館で作品を見るのとでは全く違う感動があります。
120点もの屋外展示は圧巻です
彫刻の森美術館には、屋外に120点という圧倒的数の彫刻作品等が展示されています。
意外なところに作品が展示されていたり、自然の緑と彫刻の白が美しい作品と出会う事が出来たり・・・これは一体何をかたどったもの?と思いをはせたり・・・自分の感性で作品を見ることができることが非常に楽しいです。
広々した屋外の展示は、お天気がいい時等格別に美しさを感じますが、雨が降っている時にも水にぬれたまた違う芸術を楽しむことができ、天候によって違う顔を見せる彫刻はまるで生きているようにも感じます。
巨大な女性像、ミス・ブラックパワーは見事
彫刻の森美術館の代表的な芸術作品といってもいいミス・ブラックパワー、巨大な女性の像は圧巻です。
ガイドブックなどに利用されていますが、極端に小さい頭、手足、しかしどっしりと大地に根を下ろしているような外観は、女性の偉大さを表現しているようで見事です。
巨大なこの女性の像は「ナナ」というシリーズ、この美術館に来たらこれを見ておかないと、彫刻の森美術館にきた!!というイメージがないといわれるほどに有名な作品です。
光の反射で輝きが変わる圧巻のステンドグラス
幸せを呼ぶシンフォニー彫刻、高さ18m、内径が8mという美しいステンドグラスの塔はみるものを圧倒します。
このステンドグラスの塔はフランスの芸術家の作品ですが、円筒上の建物がステンドグラスと中央のらせん階段で構成されています。
階段を囲むように作られているステンドグラスは自然の光で様々な色を見せ、時に濃く輝き、時に光と共にうっすらと色を映し、その美しさは際立っています。
階段を昇っていけば展望台があり、箱根の山を一望できる最高の眺望も持っています。
このほかにも、歩く花と呼ばれるユニークな作品やあの有名なピカソの作品が展示されているピカソ展示館等、これでもかというくらいに見どころ満載です。
たまには自然の中で美しい芸術品を見て、目と心をリラックスさせるのもいいものです。