アイスといえばガリガリ君!定番の国民的アイス
夏、暑いときにスッキリする冷たいアイスが欲しいと思う時、年齢を問わず愛され続けているアイスがガリガリくんです。
定番で昔からあるソーダ味、さらには季節限定の梨、ブドウ、それに近頃はコンポタ味やナポリタンというびっくりするフレーバーが誕生し話題になりました。
ガリガリくんを製造しているのは、アイスメーカーとして知名度の高い赤城乳業、この赤城さんの本庄千本さくら「5S」工場を訪問した時のことをお伝えしたいと思います。
この5S工場では1日にガリガリくんを300万本!製造しているという工場です。
夏、かなりの本数が食べられていると思われるアイス工場見学は人気の見学となっています。
場所は国道254号線沿い、あのガリガリ君のキャラクターが堂々と看板で見えてくるので迷うことなく到着できます。
2010年の工場見学ブームからこの赤木乳業の5S工場で、アイスの製造工程を見学できるようになったのです。
アイスクリームをより身近に感じてほしいという社長様の願いから実現したことで、今大人気の工場見学です。
ガリガリ君のオブジェが出迎えてくれる
工場の入り口にはあのガリガリ君がしっかりお出迎えしてくれます。
靴を脱ぎ水色のスリッパに履き替えてエントランスで受け付け、そこには赤城乳業が製造しているアイスクリームのパッケージがずらりと並び、アイス好きな人にとってはここで心をもっていかれます。
受付でパンフレットとスタンプを押すことができるハガキをもらい工場見学に出発、エレベーターの扉にもいろいろなユニークな表情のガリガリ君が待っています。
市販されているパッケージには書かれていないレアなガリガリ君を見ることができるので、これもまた工場見学に来たかいがあるというものです。
待合室にもこだわりが発揮されており、設置されている椅子は背もたれが棒のついたアイスの形、ガリガリ君そのものという感じです。
ここでマンガなどを読みながら参加者が揃うのを待ち出発です。
工場でガリガリ君の歴史、工場内部を学ぶ
ガリガリ君の歴史を会議室で学びますが、昭和56年から現在までの変換、またその過程で思わずぷっと吹き出すようなエピソードなども紹介され飽きることなく聞くことができます。
工場の名前には5Sとついていますが、これは、整理、整頓、清掃、清潔、しつけという5つの言葉の頭文字「S」をとっていると教えてくれます。
異物混入などがないように徹底した衛生環境をもっている工場だという事を理解できるお話です。
工場は月曜から金曜まで24時間稼働しているという事で、検査を担当される方は交代で24時間検査を行っているのだそうです。
光触媒による抗菌、消臭効果を持っているチタンガードの窓で、非常にクリーン度が高い部屋で細菌がいないか、味に変化がないかなどを調べています。
当り棒を作るための焼き印も、それぞれの年代やアイスの種類によって違いがあり、年配の方も、あ、これ見たことがあると懐かしく思うのではないでしょうか。
製造ラインの見学では日によって違うアイスが作られていて、メインで作られているのはもちろんガリガリ君です。
廊下の窓からガリガリ君が作られている様子が見られます。
アイスクリームミックスを2種類利用することで、ガリガリ君の二層部分が作られていることなども、ここで理解出来ます。
香料の種類を当てるゲーム等も楽しむことができ、あっという間に楽しい工場見学時間が過ぎていくのです。
最後にアイスの試食ができ、またお土産を購入できるガリガリ君広場に行きます。
選べるアイスは季節によって変わるようですが、様々なアイスがあり、迷ってしまいます。
UFOキャッチャーで棒アイスをゲットできるというゲームもあり、小さいお子さんも存分に楽しむことができる工場見学です。