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  3. 干渉しすぎない

干渉しすぎない

一人の時間を作ることも大事

子育てをしている時を思い出して1番つらかったことは何かということを考えると、一人の時間が全く取れなかったということが思い浮かびます。

子供が生まれて間もない時には仕事を一時的にやめて家に入っていたのですが、このときにはまさに24時間ずっと誰かと一緒にいるということになってしまっていました。

一人暮らしをしていたときには時々寂しいと感じることはあったのですが、いざ24時間ずっと誰かのそばにいて面倒を見続けないといけないというのはかなりのプレッシャーでした。

自分では頑張っていたつもりだったのですが、ついイライラしたり気分が激しく落ち込んだりしたことがあったので、それ以来誰かと一緒にいることにつらさを感じるようになってきた時には意地を張らずに身近な人に頼って一人になれるようにしてもらっています。

そのことから学んだのが、あまりにも自分以外の人との距離が近くなりすぎるのは精神的によくないということです。

干渉したくなる気持ちを抑えて

とはいえ家族と一緒に生活をしていると、どうしても自分が一緒にいない時間には相手が何をしているんだろうということが気になります。

子供が大きくなって保育園に行くようになった時にはそこでどんなことをしていたかということが気になりますし、夫の帰りが遅い日が続くともしかして浮気?というふうに疑いたくなってしまいます。

疑うくらいならよいのかもしれないのですが、その気持が強くなってくると自宅で「今日何をしてたの?」といったことをしつこく聞き出してしまいたくなります。

ですが自分が常に誰かと一緒に居続けていたときに精神的につらさを感じていたこともありますし、干渉をしすぎることで鬱陶しい思いをさせてしまうことも十分にありえます。

ですので自分の知らない相手がいるということは気になりつつも、相手にも相手だけの時間が必要なんだと思ってあまり必要以上に追求をしないようにしておきたいところです。

干渉しないと無関心は違う

干渉しすぎるのはよくないのですが、だからといって家族に無関心でいいというわけではありません。

干渉しない方がよいという話を友人にすると必ず言われるのがこの「無関心はよくないよ」ということです。

私としては無関心なわけではなく、一応は夫や子供と距離を保ちつつ自分なりの愛情表現をしていっているつもりです。

過干渉の場合には知らなくてもいいことも聞き出しますが、適度な関心があるという時には例えば体調の変化や表情の暗さなんかに気づくことができたりします。

うちの家族は基本的には話し合いをとことんやってお互いの理解を深めたいという方針を持ってやっていますが、場合によっては余計な話はしないようにするということも心がけているところです。