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  3. イヤイヤ期はどう対応すればいいの?

イヤイヤ期はどう対応すればいいの?

イヤイヤ期の接し方は子どもへの共感が鍵!

イヤイヤ期の子どもとの接する際に、何よりも大切なのは「共感」です。
子どもの要求を認める・認めないにかかわらず、ありのままの感情を受け入れることが成長を促す鍵となります。
イヤイヤ期によく見られるよくある2つのケースと対処法を見ていきましょう。

1つ目は、何かに夢中で親の言うことを聞かないケースです。
この場合は、区切りとなるタイミングを作ってあげると良いでしょう。
例えば、絵本を読んでいる子どもに「このページが終わったら、一緒にご飯を食べようね」と 提案します。
それでも嫌がった場合は「今は絵本を読みたいんだね。ご飯はちょっと待って、絵本を読み終わったら食べようか」と柔軟に対応しましょう。

2つ目は、何でも自分でしたがるケースです。
イヤイヤ期は「自分で着替えたい」など、大人と同じようにできる!と主張する時期です。
ですから、朝は一人で着替えられるシンプルな服を用意しておくなど、さりげなくサポートしてあげましょう。

イヤイヤ期の子どもにしない方がいい7つのこと

1つ目は一方的な叱責で、なぜそのような行動をとったのかを理解することが重要です。
2つ目はあいまいな叱責で、具体的にどの行動が問題なのかを明確に伝えましょう。
3つ目は約束を破ることで、「お利口にしたら、ご褒美をあげるよ」と約束したなら、それを守ってください。
約束を破ると、親への信頼が損なわれます。

4つ目は脅しで、「言うことを聞かないと、お化けが来るぞ」など、脅して言うことを聞かせるのは避けましょう。
恐怖心から一時的に言うことを聞くかもしれませんが、自立心や自己肯定感を育む妨げになります。
5つ目は言いなりになることです。
「共感」と「言いなり」になることは違いますので、いけないことをしたときや無理な欲求には「ダメ」と言うことも大切です。

6つ目は子どもを傷つける言葉遣いで、「できない子」「ダメな子」などの否定的な言葉は避け、子どもの自尊心を守りましょう。
7つは感情的になることで、感情的に怒鳴ることや暴力は、子どもの心身に悪影響を及ぼします。

イライラは当然!「イヤイヤ期」を乗り越えるためのヒント

毎日の「イヤイヤ」に、ついイライラするのは親として当然ですが、そんなときこそ、冷静な対応が大切です。
イライラを感じたら、まず数秒間クールダウンしましょう。
これは、最初に「感情的な反応」が起こり、5~6秒後に「理性的な反応」が追いつくという脳のメカニズムに即した有効な方法です。
感情的な反応が起こっている5~6秒をやり過ごすと、冷静な気持ちを取り戻しやすくなります。

クールダウンには、深呼吸やゆっくり数を数えるなどの方法が有効です。
好きな音楽を聴いたり、鏡で自分の顔を見る、窓を開けて外の空気を吸うなどの方法も効果があります。
このほかにもさまざまなクールダウン方法がありますから、自分に合った方法を見つけましょう。