汚れがちなキッチンをスッキリ清掃
キッチンは住宅の中でも特に汚れがつきやすく、掃除に苦労する場所になっています。
キッチンにはレンジ周り、シンク、換気扇とが必ずついていますがそのどれもが大掃除で最も苦労する場所としてピンポイントで挙げられるところとなっています。
またキッチンではたくさんの電気器具があり、電子レンジや炊飯器、トースター、オーブン、ミキサー、他にも凝る家庭ならばフライヤーやパスタ製造機、製パン機といったものも使われます。
これらは日常的に使っている時にも洗浄に苦労をしがちな製品ですが、大掃除の時期には徹底的に磨くようにしてみましょう。
普段はなかなか取りづらい汚れも、きちんとした方法で磨けばかなり新品に近い状態にすることができます。
汚れがひどいガスレンジ・IHヒーターの清掃
汚れが特にたまりがちな場所として、火元となるガスレンジやIHクッキングヒーターがあります。
鍋が吹きこぼれたり、フライパンでの炒めもので油や食材が飛んだりするので、気が付くとレンジ周りは油でベトベトになってしまっていたということもあります。
まずよごれがつきやすいガスレンジの場合、大掃除をするなら外せるパーツはすべて取り、それぞれ丁寧に汚れを落としていきます。
危険がないようにガスの元栓を止めてから、レンジの五徳と受け皿、付いているなら魚焼きようのグリルを取ります。
そしてシンク内で栓をするかもしくは大きめのバケツにぬるま湯と中性洗剤を入れてから、それらをつけてしばらくおいておきます。
その間にレンジの周りや外せる場合は置き場の台座を家庭用洗剤でキレイにしていきます。
焦げ付きがある場合などはキッチン用クレンザーを使うとキレイに落とすことができます。
終わったら五徳などの洗剤を丁寧に拭い落として元通りにします。
IHクッキングヒーターの場合はもう少し楽で、平面になっている台座に専用洗剤を使って汚れを落としていきます。
このときIH用のスポンジを使って、本来の機能を損なわないようにしましょう。
家電製品の細かい部分も重曹で解決
家電製品の大掃除には「重曹」が最終兵器になります。
昔からキッチンの清掃には重曹が効くとは言われてきましたが、本当にみるみる落ちるのでおすすめです。
ミキサーなどは鋭い歯がはずれず清掃に手間取るところですが、容器の中に水と重曹を入れて回転をさせしばらくおいておくだけで大抵の汚れは落ちます。
同じように他のキッチン家電についたしつこい汚れも重曹ならばピカピカになります。
ステンレス製のシンクも長年使っていると白ばんできますが、これも重曹で磨くことで元通りです。