コミュニケーションは質より量
夫婦生活が長くなると、どんな夫婦でも会話が弾まなくなったり、話題すら見つからなくなってしまうことはあるものです。
コミュニケーション不足だなと感じても、どうやって解消すればよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
夫婦間のコミュニケーションは家庭円満には欠かすことができない要素ですし、何気ない会話の中にもお互いの気持ちに気づくことができるという情緒面でのメリットもあります。
くだらないことだから話しても意味ないと考えるのではなく、くだらないことでも話題にして夫婦間で共有することで、夫婦間の理解度や満足度を高めることにもなるのです。
そう考えると、夫婦間のコミュニケーションは質よりも量の方が大切だと言えるのではないでしょうか。
質が重視されるような職場でのコミュニケーションと、家庭でのコミュニケーションは根本的な意味や目的が違うということを認識することで、もっと気楽に夫婦円満なコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。
ポジティブな言葉を意識しよう
どんな相手とのコミュニケーションにも言えることですが、ネガティブな言葉ばかりを使った会話よりも、ポジティブな言葉を意識した会話の方がお互いの満足度は高くなります。
くだらない話でもポジティブな言葉を選ぶことで、楽しい会話ができたという高い満足度を得ることができます。
夫婦間のコミュニケーションでも、「ありがとう」とか「おいしい」と言った相手が嬉しくなるようなポジティブな言葉を意識しみてください。
そこから会話が広がりますし、自身が言葉選びに気を付けることによって相手にもプラスの影響があり、相手からもポジティブな言葉が出やすくなるでしょう。
お互いに関心を持つことでコミュニケーションが生まれる
夫婦間のコミュニケーションを活性化するためには、お互いに関心を持ち、相手のわずかな変化にも気づけることから始めると良いでしょう。
子供がいる夫婦だとどうしても会話の話題は子供のことになりやすいものですが、それ以外の話題や、お互いの趣味や夢などを言葉として共有することも夫婦関係の向上につながります。
もしも会話の話題が見つからないという夫婦は、共有できる趣味を作ったり、週末など一緒に過ごせる時間を利用して同じ経験を共有するという方法もおすすめです。
基本的には時間と経験を共有できることならなんでもよく、お金がかからない方法や、長い時間を費やさない方法でもOKです。
例えば一緒にウォーキングをしたり、同じ映画を見たり、同じ本を読んで感想を言い合ったりするだけでも、夫婦間の満足度やコミュニケーションの向上につながるでしょう。