お子さんの自己顕示欲について
自分の子供の自己顕示欲に悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?
親御さんの接し方を改善することによって自己顕示欲の問題することができることも多い物です。
たとえば、親御さんがお子さんの結果だけに注目して、それだけを褒めていると、上手くいったことだけをお子さんが主張するようになってしまいます。
改善するためには、お子さんができなかったことも親御さんが認めて上げるようにするといいでしょう。
お子さんは、チャレンジをして、上手くいかなかった時にはお子さんが落ち込んでしまうこともおおいはずですが、フォローしてあげて、チャレンジしたという気持ちを認めて上げるようにすることもお勧めです。
また、チャレンジしてみようと思えるように親御さんが仕向けて上げるようにするといいでしょう。
その様にしていれば、成功体験だけでなくチャレンジ体験を嬉しそうに話すようになるはずです。
お子さんができなくてもいいのだということ焦る必要はないということを理解することが一番重要なポイントです。
見守る気持ち
結果だけでなくやったことの過程も褒めるようにすることも必要です。
もちろん上手くいったときには、それを絶賛することは問題ありません。
努力した過程が素晴らしいということが第一で、その結果として、上手くいったということはそのあとの事です。
お子さんが頑張っていることをしっかりと認めて上げるようにするといいでしょう。
親御さんが常に見守ってくれていることもお子さんにとっては大きな活力となるはずです。
絶対的な評価
また、相対的な評価でなくて、絶対的な評価でお子さんを褒めてあげることも必要です。
他のお子さんとの比較で子供を褒めるのはNGです。
それをしてしまうと、自己顕示欲が芽生えてしまうことになります。
他のお子さんはいい意味でのライバルであって、お互いに良いところを認め合って、成長していくようにお子さんを仕向けるようにすることが肝要です。
自分の尺度で、どんな時にも自信をもって、取り組めるような気持ちをお子さんに芽生えさせるようにするのが親御さんのつとめといえます。
その考え方は、お子さんが、社会に出た時にも役に立ちます。
常に冷静に、自分を見失うことなく生活をしていくことができる、能力を身に着けることになるはずです。
自己顕示欲をもつことは悪いことではない
お子さんが自己顕示欲を持っていることは決して悪いことではありません。
やる気が全く無い状態ではないので、上手く親御さんがお子さんを導けば、非常に魅力的な大人になっていくことができるはずです。
考え方をちょっと変えるだけでいいのです。
その点をしっかりとお子さんに教えてあげたいものです。