子供のケンカにどう対処するのがいいのか
子育てをしていて、どのように対処すればいいのか迷ってしまうのが子供同士のケンカではないでしょうか?
昔から、子供のケンカに親が出て来てとも言われているので、何もしないのが良いという考えもあります。
といっても、多くの親御さんが子供同士のケンカに肩入れをしてしまうのも事実です。
無理にやめさせようとしてしまったり、子供さんを怒鳴ってしまうこともあります。
これは致し方の無いことなのかもしれません。
子供同士のケンカは子供さんたちの自我を目攻めさせるという大事な役割をもっています。
ケンカを通じて、子供は社会性を身に着けて行くことになります。
人間との接し方を学んで行くことも可能になるのです。
ケンカは子供さんの成長において、とても大事なものですが、その際に親御さんがどのように関わっていくかも重要なポイントになります。
親御さんの関わり方
ケンカが始まったとしても、いきなり親が関わるのではなくて、しばらくはそれを静観することがオススメです。
子供さんは実は解決能力を持っているからです。
必要に応じて、ちょっとだけ介入するようにするといいでしょう。
しかしながら、場合によっては全くケンカが終わらないような雰囲気になってしまうこともあります。
その様な時には、どうしたの?と聞くようにして、子供さんを少しだけ冷静にしてみることもお勧めです。
相手の気持ちが理解できないような時には、通訳をしてあげるといいでしょう。
介入するタイミングは、一方のお子さんが相手のお子さんを殴るような状態になった時が最適です。
話を聞いてあげること
ケンカをしているお子さんの話を真摯に聞いてあげることも必要です。
話を聞いたら、おもいきり共感してあげるようにするといいでしょう。
なかなか、ケンカがおさまらないときには、どうしたらケンカをやめることができるか一緒に解決策を考えてみてもいいでしょう。
その際には、出来るだけ子供さんからアイデアを引き出すようにするべきです。
大人が全く思いもよらない斬新なアイデアを提案してくれるようになるかもしれません。
親が上手くケンカに介入することを続けていれば、そのうちに親の介入なしで、子供だけの力でケンカを解決することが可能になるはずです。
子供の成長を考えた接し方
親は、いろいろと子供に介入したくなってしまうかもしれませんが、あまりにも介入してしまうと、逆に子供さんの発達を遅らせてしまうことになります。
子供さんがSOSを出した時だけ、助けてあげるようにするといいでしょう。
それを親がすることが子育てにおいてとても重要なポイントです。
親の方も子育てを通じて色々と学んで行くことが多いのです。