加湿器のお手入れは必須・・・カビが付かないようにきれいに掃除しよう
大掃除は家中を掃除しなければならないので、主婦にとって気が重い作業です。
しかし新年、きれいになった家で気持ちも新たに出発するため、大掃除は必須となります。
その中で、意外と掃除し忘れてしまうのが加湿器です。
加湿器は冬場、毎日利用するものなので、こまめに掃除しておく方がいいといわれますが、大掃除のときこそ、内部まできれいにしましょう。
雑菌だらけにならないように、加湿器の掃除方法をお伝えします。
加湿器のナチュラルクリーニング方法とは
環境にいいとして注目されるようになったナチュラルクリーニングは、加湿器のお手入れにもおすすめです。
40度くらいのお湯を加湿器内に入れ、そこに市販されているクエン酸をいれて1時間くらい放置します。
クエン酸はドラッグストアや薬局、スーパーなどにも売っているので気軽に手に入るものです。
クエン酸には殺菌効果があり、ぬめりなどもきれいに落としてくれるので、加湿器のほか、キッチンの排水口の掃除などにも利用でき、持っていると便利に活用できます。
汚れがかなりひどく、クエン酸のつけおきできれいにならない場合、100円ショップなどで売っているミニブラシを利用して汚れを取りましょう。
ミニブラシは細かいところを掃除できる優れものなので、これも買ってあるとすぐに利用でき便利です。
タンク内の掃除は念入りに
タンクは一般的にプラスチックで作られ、電気系統もあるので慎重に作業すべきです。
お湯を使い殺菌する方法で、タンク内をきれいにします。
クエン酸の洗浄を行ってから、タンク内をきれいにするために、50度以上のお湯を利用する方法です。
タンク内のぬめりはカビの餌となるので、タンク内にカビが見えなくても、カビが付着している可能性があります。
カビは45度から50度くらいの湯に5秒以上つけておくことで死滅するといわれており、お湯を入れて殺菌するのです。
大掃除のときにまとめて掃除するのではなく、これからは、定期的にお湯でカビを死滅される掃除を行って、後から掃除が面倒にならないようにしておくといいでしょう。
カビが心配な方は、60度くらいの湯に5分くらいつけて流すと効果的です。
次亜塩素酸水を使って消臭と殺菌
加湿器を長く利用していると付けたときに嫌な臭いがすることがあります。
そのニオイこそ、雑菌やカビなのでこれを除去するために次亜塩素酸水を利用するのもおすすめです。
店舗や病院などにも次亜塩素酸水が消毒用に置かれていますが、これを50ppmくらいに薄めて加湿器の水と一緒に入れておくと殺菌され、においもなくなります。
ぬめりなども出にくくなるので、日ごろのお手入れにもおすすめです。
ただし、加湿器によっては次亜塩素酸を利用できないものもありますので、確認してから利用するようにしましょう。