仮面夫婦ってどんな夫婦？
仮面夫婦というと例えば、すでに冷め切っていて夫婦生活は破綻状態、でも、お子さんのことを考えて離婚しない、また世間体を考えて離婚しない、そんな夫婦と思っている方も多いでしょう。
しかし実際には、それはもう仮面夫婦だよといえるいくつかの特徴があります。
自宅に夫婦一緒にいる時間があってもほとんど話しかけないし、お互いに別々のことを行っている、必要最低限しか話をしないとなれば、それはもう仮面夫婦です。
お互いに信頼し、大切なパートナーだと認識している中のいい夫婦は、一緒にいる時間、何気ない会話で笑いあい、仕事ですれ違う時間が多くてもそれを埋めるように話をしています。
通常、夫婦は一緒にいなくても仕事以外なら今日どこにいるのか理解しているでしょう。
妻がお友達と食事をしていても、夫がどこにいるかわかっているし、仲良し夫婦だと妻が食事を終える時間に迎えに来るとか、合流するとか何らかの接点を持っています。
しかし仮面夫婦になるとお互いがどこいても何をしていても興味をなくしているのです。
夫婦も長年一緒にいると、空気みたいな存在とか男女ではなく相棒のような感じといいますが、男女として本能を持っていないとどちらかが不倫に走ることがあります。
しかしそんな時でも仮面夫婦は不倫を攻め立てたりせず、不倫してるんだという事実があるだけです。
仮面夫婦になる原因は？
仮面夫婦になる要因はいくつもありますし、夫婦それぞれ違うと思いますが、大きな原因となるのがセックスレスといわれています。
一緒に暮らしている夫婦で1ヶ月以上性交渉がない場合をセックスレスをといっていますが、この状態が継続するのはよくありません。
させてくれないことがやがて不倫となり、そこから夫婦生活が破たんする、しかし世間体もあって離婚しない・。となれば仮面夫婦の出来上がりです。
人は年齢を共に見た目、感覚など変わっていきます。
夫婦として暮らし慣れあってくると、相手にすべてを見せているのでドキドキ感もときめきもなくなり、いくら夫婦でも見せてはいけないだらしなさを見せてしまい、がっかりさせることが多くなります。
それがいくつも積み重なり、異性として感じられなくなれば仮面夫婦に近づきます。
仮面夫婦になってしまったら対策を練るべき
仮面夫婦のままでずっと過ごした挙句、夫が定年後、待っていました！と離婚する熟年離婚も多くなっています。
今、仮面夫婦となっていて離婚する気がないのなら、修復を考えるべきでしょう。
仮面夫婦になった原因がどちらかの浮気であるなら、浮気された方が相手を許す、受けいれる覚悟も必要です。
浮気という事実は消えませんが、この先、2人仲良く暮らしていくために、その事実をのみこみ、2人一緒にできることなど考えていきましょう。
若いときと同じように映画を見に行ったり、たまには外で待ち合わせをして食事をしたり、仮面夫婦になってからしていなかったことをしてみます。
片方が歩み寄りの気持ちを見せると、相手も悪い気はしないはずです。
二人一緒にこれから先も生きていくという決意があるなら、お互いの気持ちを尊重し、2人でできることを考えてみましょう。
