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  3. 包丁の使い方を教える方法

包丁の使い方を教える方法

子供に包丁の使い方を教えたい

小さい頃からママの料理の手伝いを何となくしてきたお子さんは、一人暮らしとなってもお米を炊いたり、料理を作るなど困ることがありません。
最近はママたちも子供に小さい頃から包丁を握らせ、少しずつ料理ができるようにと考える方が多いようです。

包丁は危険だから持たせないというよりも、お子さんが持つことができるお子さん用の包丁がありますので、ママと一緒に危険がないように料理を楽しむことも考えましょう。
包丁の正しい使い方を理解することで、危険なものなんだという人息を植え付けることができます。

子供に包丁を持たせる前にステップを踏むことが大切

いきなり包丁を持たせても、うまく扱える子はいません。
まずは料理になれること、食材を扱うことから始めるといいでしょう。

レタスなどのサラダ用の野菜をちぎってもらう、ゆで卵をマヨネーズと混ぜてもらう、お皿に盛りつけてもらう、というところから始めます。
次に安全な道具、バターナイフなどから使い方を教えて上手になったらチーズなどを切ることができるギザギザのナイフでチーズを切る、こうしたことができるようになってから、初めて包丁を使うようにすべきです。

包丁を使う時には切りやすいものから

力を入れて切る必要があるものはうまく切れませんし、怪我の可能性があります。
レタス、キャベツ、はんぺんなどの柔らかく、形が平たいものから切らせるとうまく切れるようです。
次にキュウリなどの子供の手でもしっかりつかめるもの、ジャガイモなどは皮をピーラー出向く作業から、大きなものはママがカットしてから切らせると事故が少ないと思います。

次にトマト、タマネギなどの不安定なものの切り方を教えていくと、包丁の使い方も慣れてきているのでしっかり切れるようになるでしょう。
もちろん「猫の手」を教えて野菜などを支える手を切ることがないように徹底します。

包丁は何歳から?どんなものがいい?

包丁はいくつから持たせた方がいいといったルールがありません。
お子さんが一緒に料理を作りたい、お手伝いをしたいといって来たら野菜をちぎったり、こねるなどの調理を教えて、それから包丁を持たせるといいと思います。

一般的に3歳くらいから持たせるという親御さんが多く、包丁はもちろん子供用の包丁です。
包丁を使う時にはお子さんが小さくても必ずルールを伝えます。

子供用包丁の選び方

初めて包丁を使う子は、ものを切ることを覚えることが必要となるので、刃先が丸い、刃がついていないものを選びます。
豆腐、バナナなどの柔らかい食材を切ることができる包丁ですが、包丁は危険なものだということを教えながら使わせることが重要です。

刃のついていない包丁に慣れてきたら、子供用サイズの刃のついた包丁を持たせます。
大人の者と同じように、切れ味がある上級者向けがありますが、上級者用を利用する前に、刃がない包丁で練習させてから持たせることが必要です。
上級者用の包丁は、小学校低学年くらいから与える保護者が多いといいます。