毎日の家事の中でもついつい後回しにしてしまいがちなのが水回りの掃除です。
特に冬場の寒い時期などは、わざわざトイレや洗面所を磨きたいとは思えなかったりします。
そんな気持ちが反映されるように、年末の大掃除のときには洗面所やトイレ、お風呂といったところには簡単には取れない汚れがついてしまうようなこともよくあります。
ですが風水ではトイレや水を扱う場所には気がたまりやすく、そこをどんなふうに管理していくかによって家全体の運気が左右されることになると言われています。
「トイレの神様」というポップソングが数年前に流行りましたが、この歌詞にあるようなトイレを大切にする習慣は長い月日を経て自分のためになってきますのでぜひ試してみてください。
トイレには不思議とお金に関する運の話がよくついてきます。
古くから有名な経営者や、一代で財産を築いた富豪などはトイレ掃除を自分でやってきたり、トイレという場所を大切にしてきたということが伝えられています。
ちょっと汚い言い方ですがトイレをキレイにすると「ウンがつく」なんてふうにも言われており、トイレを大事にすることでお金が貯まりやすくなるということはかなり多く言われてきました。
風水的にもトイレは「財運」と深い関係を持っているとされており、これから新しい家を建築する場合などはどこにトイレを置くかによってかなりその後の住む人の生活が変わるとも言われます。
しかしトイレは決して家の中でよい場所というわけでなく、むしろ邪気がたまりやすい場所というふうにされており、トイレで蓋を開けっ放しにしておくとそこから邪気が入り込み家全体を覆ってしまうとも言われます。
実際にトイレの蓋をきちんとしめるようにしたり、毎日きちんと掃除をするようにしたらどんどんお金がたまるようになってきたという報告例もあるので、まずは騙されたと思って初めてみることをおすすめします。
トイレ掃除をすることのもう一つのメリットとなるのが、心もキレイにすることができるということです。
というのも、トイレ掃除は誰しもできればやりたくないことの一つですから、大勢で家事を分担するときには何かと一番損な役回りをする人のところに回ってきがちです。
ですがそうした人の嫌がること、だけども必ず誰かがやらなければならいことというのは、積み重ねることで強い精神力と行動力を養うことができるようになります。
人生においては必ずしも楽しいことだけでなく、やらざるを得ないことがついてまわってきます。
そんなときにためらわずにそのことに飛び込んでいけるかどうかも、毎日のトイレ掃除には関係してくるのです。