祖父母との交流も大事なコミュニケーション
子供が生まれると、姑や舅との関係性も変わってきます。
多くの人が孫というのは可愛いために極力関わる機会を持ちたいと考えるものです。
そこで、孫が生まれるまではあまり交流がなかった家庭でも、孫の誕生をきっかけに姑や舅が自宅に立ち寄ることも増えることがあります。
しかし、実際には妻や母としての立場で言うと、舅や姑といった祖父母との交流は神経を使うものでありあまり積極的に欲しいとは思えないものです。
可能ならば最低限の付き合いで済めばと思う人もいます。
実は、祖父母との交流というのは子供にとってとても大切なことです。
そこで、ここではなぜ祖父母との交流が子供にとって大切なのかを紹介していきます。
祖父母との交流が重要な理由
祖父母との交流というと、身近に住んでいる人はちょこちょこと会うことができますが、遠方に住んでいる場合にはイベントでしか会うことができません。
帰省、お宮参りやお食い初め、誕生日といった機会がなければあまり会うことができないです。
そうすると、遠方にいる祖父母というのはいきている間に孫と触れ合える機会というのは限られてきます。
孫にとって祖父母の記憶や思い出を残してあげることも親の務めの一つです。
自分にとっては厄介な舅や姑であっても子供にとってはかけがえないおじいちゃん、おばあちゃんですから思い出はないよりある方が嬉しいものですし、愛された記憶を持つ大事な機会となります。
祖父母と一緒に過ごすときにはお互いのためにおぜひたくさんの写真を残してあげましょう。
両親への感謝の気持ちを持つことができる
例えば、自分の両親が舅や姑のことを悪く言っているのを見たら、自分はどのような気持ちになるでしょうか。
良い気持ちになる人というのは決していません。
どちらかといえば、両親が誰かの悪口を言っているところは見たくないですし、それが親族へのものであればなおさらです。
子育ての中で、子供が両親を敬うというのはこちらが促して行うものではありません。
日々の少しずつのやり取りの中で子供が自然と両親への感謝を持つものです。
そして、そのような感謝の気持ちというのは日常の色々な場面を一緒に過ごす中で起こります。
それらの感謝の気持ちを具体的に表すこととして、敬老の日、母の日、父の日などに花やお菓子、カタログギフトなどをを贈るというのも良いことです。
たとえ、祖父母に不満があったり嫁と姑とのトラブルがあったりしたとしても、その姑がいなければ自分の夫も子供も生まれていません。
自分の夫となる人を生んでくれ、なおかつ育ててくれたというだけで十分それは感謝にあたることです。
その気持ちを持っていれば、ある程度のことは我慢できますし、そのような気持ちを持っていることは子供にも伝わります。
子供が同じように祖父母への感謝の気持ちや自分の両親への感謝の気持ちを色々なことは報われ育児をちゃんとやれたと満たされる日が来るでしょう。